仕事を長く続けていく上で健康管理はかかせないものですが、ストレス社会の現代では体の健康もさることながら、心の健康こそしっかりと管理しなければならないのではないでしょうか。心の健康を保つためには、ちょっとしたコツが必要です。
まず、大切なのは職場とプライベ-トをしっかりと分けることです。よくオンとかオフとか言われますが、オフの時間にどれだけ仕事を持ち込まないかということは、心の健康管理の大きな役割を果たしています。例えば、残業時間が長ければ仕事の成果が上がっているか、というとそんなことはありません。むしろ定時で仕事を終えるために就業時間中に集中して仕事に没頭することで、よい結果が出ているということも多くあります。心の健康を保つことで、結果として仕事の成果が上がるのです。そのため、オフの時間は自分の趣味をするなど、リラックスして過ごすことを心がけましょう。
また、職場には何かと煩わしい人間関係があります。いろいろな話が耳に入ってくるかもしれませんが、なるべく気にしないようにすることが大切です。万が一自分のことを言われていても同じです。陰口を言われたからといって、相手に立ち向かうために心を強く持つ必要はありませんが、ここで重要になるのが鈍感でいられるように訓練することです。
何を聞いても言われても、仕事に影響しない平常心を保つことができる鈍感力を身につけるのです。心のバランスを保つことは心の健康につながります。オンとオフを上手に切り替え、鈍感力を身につけ、規則正しい食生活と睡眠時間を確保することができれば、心身ともに健康的な毎日を過ごすことができます。